ドット絵のNFTアートを販売したいから作り方を知りたい。
初心者でもかんたんにできるアプリを教えてほしい。
こんなお悩みを解決します。
この記事を読めば、初心者の方でもドット絵NFTアートの作り方から出品方法まで分かりますよ!
僕が実際にアプリを使いながら、ドット絵の作り方を解説しますね。
- ドット絵NFTアート作りにおすすめなアプリ3選
- ドット絵NFTアートの作り方
- ドット絵NFTアートを出品する方法
- 参考になるドット絵NFTアート3選
- 【NFTアート】売れるコツ4つ
- ドット絵NFTアートでよくあるQ&A
最後まで読めば、出品までの基本が理解でき「売れるコツ」がわかるようになりますよ!
ドット絵NFTアート作りにおすすめなアプリ3選
ドット絵作りにおすすめなアプリは以下の3つ。
①8bit Painter
②Pixelable
③Dottable
どれも無料で使えるので気軽に試してください。
8bit Painter
8bit Painterはドット絵初心者の方でも使いやすいアプリです。
累計200万ダウンロードされて世界の18ヶ国以上で使われています。
必要最低の機能だけに絞り込んであるので、直感的な操作ができて迷わずにドット絵が描けますよ。
とりあえずドット絵を描いてみたい、という方にオススメのアプリです。
Pixelable
Pixelableはドット絵作成に必要な機能がそろっているアプリです。
レイヤー機能があるので楽に加工や修正ができます。
作成した色は各作品150色まで保存できるので、より効率的にペイント可能。
画面もシンプルで見やすいのでオススメのアプリです。
Dottable
Dottableもドット絵作成に必要な機能がそろったアプリです。
基本的な機能に加え、GIFアニメーションも作成できるので表現の幅を広げられます。
画像も取り込めるので、絵のセンスがない方でも心配なくドット絵が描けますよ。
ドット絵NFTアートの作り方
今回は8bit Painterを使ってドット絵の描き方を解説しますね。
手順は以下の3つ。
1.アプリをダウンロードする
2.ドット絵で作品を描く
3.ドット絵作品をダウンロードする
動画で使い方を見たい方はこちらを参考にして下さい。
今回描く絵はこちら。
シンプルな絵で色も少ないから簡単に描けましたよ。
では実際に描いていきましょう!
1.アプリをダウンロードする
まずは以下から「8bit Painter」をダウンロードします。
「+」を押して新規作成します。
2.ドット絵で作品を描く
大きさを選択する
ドット絵を描くキャンバスサイズを選択します。
今回は、「64×64」を選択。
アスペクト比を固定のチェックを外すと、縦横それぞれサイズを指定できます。
ドット絵を描く
真っ白なキャンバスが表示されるので、ドット絵を描いていきます。
基本的なツールはこちら。
色はこちらで設定可能です。
ピッカー:細かな色合いを調整可能
プリセット:事前に用意されている色を使用
まずは、鉛筆ツールを使って輪郭を描いていきます。
ツールバーを使うとキャンバスを拡大縮小できるので、細かな修正をしたい時に便利ですよ。
色を塗る
輪郭が描けたら色を塗っていきます。
バケツで塗りつぶすと簡単に塗れます。
スポイトを使うと色をコピーできるので効率良く描けますよ!
完成したドット絵がこちら。
3.ドット絵作品をダウンロードする
最後にドット絵をダウンロードします。
画面右上の
サイズを指定して「エクスポート」をタップで完了です。
ドット絵NFTアートを出品する事前準備5ステップ
ドット絵を出品する事前準備をしていきましょう。
事前準備は以下の5ステップ。
1:GMOコインで口座開設
2:ビットフライヤーでイーサリアムを購入
3:メタマスクをインストール
4:イーサリアムをメタマスクに送金
5:メタマスクとOpenSeaを接続
イーサリアム(仮想通貨)は以下で利用します。
・NFT販売利益の受け取り
・取引時の手数料支払い
なので、前もって口座開設や仮想通貨を入れるメタマスクを作る必要があります。
1:GMOコインで口座開設する
まずはGMOコインで口座開設しましょう。
2:GMOコインでイーサリアムを購入する
次にビットフライヤーでイーサリアムを購入します。
イーサリアムを購入する時は「取引所」ではなく、手数料が安い「販売所」で買ってくださいね!
3:メタマスクをインストールする
メタマスクとは、仮想通貨やNFTを入れてるお財布(ウォレット)です。
メタマスクはニセ物が出回っているので、公式URLからインストールしてくださいね!
以下の記事は手順・注意点も解説しています。
>>【初心者向け】メタマスクの始め方やメリット・デメリットを解説
4:イーサリアムをメタマスクに送金する
ビットフライヤーで購入したイーサリアムをメタマスクに送金します。
お金(イーサリアム)をお財布(メタマスク)に入れるイメージですね。
5:メタマスクとOpenSeaを接続する
「OpenSea公式サイト」に接続します。
右上の人アイコン→Profileをクリックします。
MetaMaskをクリック。
メタマスクのパスワードを入力して「ロック解除」をクリック。
以上で接続完了です!
プロフィールを設定する場合は以下の記事を参考にして下さい。
>>【初心者向け】OpenSea(オープンシー)の始め方3ステップ
ドット絵NFTアートを出品する方法3ステップ
事前準備ができたら、ドット絵を出品していきましょう。
出品する手順は以下の3ステップ。
1.NFTコレクションを作る
2.ドット絵作品を登録する
3.ドット絵作品を出品する
1:NFTコレクションを作る
まずはOpenSeaでNFTコレクションを作りましょう。
右上のアイコン→「My Collections」→「Create a collection」をクリックします。
「Use the OpenSea contract」を選択して「Confirm」をクリックします。
コレクションの詳細設定
コレクション名は必須項目なのでお好きな名前を入力します。ブロックチェーンは「Ethereum」になっているか確認します。
画像設定
Graphicsタブをクリックしてイメージ画像を設定します。Logo imageは必須項目です。
設定したイメージ画像はこんな感じで表示されますよ。
・Logo image:コレクションページのアイコン
・Featured image:OpenSeaトップページやカテゴリーページで紹介される場合に表示
・Banner image:コレクションページの上部に表示
報酬設定
Earningsタブ→Add addressをクリックして報酬設定をします。
売上報酬を受け取るメタマスクのウォレットアドレスを貼り付け、ロイヤリティを設定します。
- メタマスクのウォレットアドレスは、右上のウォレットアイコンからコピーできますよ!
最後に「save」をクリックしてコレクション作成完了です。
2:ドット絵作品を登録する
コレクションが作れたら、ドット絵データをNFT化します。
OpenSeaのトップページに戻り、「Create」をクリックします。
作品情報を設定していきます。
①出品したい画像をアップロード。
②作品の名前を入力。
③さきほど作成したコレクションを選択。
①販売する数量を入力
②使用する仮想通貨を選択
最後に「Create」をクリックして登録完了です!
3:ドット絵作品を出品する
さいごに登録したNFT作品を出品していきましょう。
「My Collection」から作成したコレクションをクリックします。
コレクション内に登録した作品が表示されているのでクリックします。
画面右上の「Sell」をクリックします。
販売に関する情報を設定していきます。
①販売方法は「固定価格」か「オークション」を選択可能です。
今回は固定価格で販売したいので、「Fixed Price」を選択しました。
「Complete listing」するとメタマスクの確認画面が表示されるので、「署名」をクリックします。
このように表示されれば出品完了です!
参考になるドット絵NFTアート3選
お手本になるドット絵NFTアートを3つ紹介していきますね。
・Crypto Punks(クリプトパンクス)
・Zombie Zoo(ソンビズー)
・Kawaii Skull(カワイイスカル)
1.Crypto Punks(クリプトパンクス)
Crypto Punks(クリプトパンクス)はドット絵NFTアートでもっとも有名な作品です。
NFTブームのきっかけを作ったコレクションとしても話題となっており、1点20億円以上で取引された作品もあります。
クレジットカード大手のVisaが1,700万円で購入し話題にもなりました。
どこかシュールな感じが良い味を出してるので、ドット絵作成のヒントにしてみても良いですね!
2.Zombie Zoo(ソンビズー)
Zombie Zoo(ソンビズー)は日本の小学生が作成した人気ドット絵NFTアートです。
夏休みの自由研究でNFTアートを出品したところ、世界的アーティストに購入されたことがきっかけで爆発的に売れました。
アニメ化やテレビ出演、展示会を行うなど多数のメディアに取り上げられました。
3.Kawaii Skull(カワイイスカル)
Kawaii Skull(カワイイスカル)も日本人アーティストが作成した人気作品です。
人気の理由は、ポップな絵柄もありますが、10,000個の作品を一つ一つ手作業で描いたこと。
4ヶ月かけてスマホで作ったという、地道な作業が世界中のNFTコレクターから注目されすべて完売。
24×24サイズでシンプルなので、ドット絵作りの参考にしやすいですね。
【NFTアート】売れるコツ4つ
NFTアートを売るときのコツは以下の4つ。
・販売価格を安くする
・イーサリアム(ETH)で出品する
・認知度を高める
・成功者から学ぶ
販売価格を安くする
NFTを出品する場合は、販売価格を0.001ETH(約300円)くらいにしましょう。
なぜなら、価格が安い方が購入されやすいから。
せっかく出品したんだから高く売りたい、と思うかもしれません。
でも、いきなり数千円で売り出してもほぼ買われません。
少額で買ってもらい、多くの人に知ってもらうのがポイントです。
イーサリアム(ETH)で出品する
出品する時はイーサリアム(ETH)チェーンで販売しましょう。
理由は、ETHチェーンは取引量が多いので買ってもらいやすくなるから。
一方、Polygonは手数料が安いのがメリットですが、ユーザー数が少ないのがデメリット。
ユーザー数が少ないと当然、取引量も少なくなってしまいます。
取引量が少ないと転売によるクリエーター報酬も期待できません。
なので、取引量が多いETHチェーンで出品しましょう。
認知度を高める
販売前にSNSで宣伝し、多くの人に知ってもらうのも重要なポイント。
SNSで事前に告知して拡散されれば、認知度も高くなり多くの人に注目される可能性もあります。
単に告知するだけではなく、作品に込めた想いや完成までのストーリーなど、話題性が高くなるようなアピールをすると良いですね。
成功者から学ぶ
すでに成功している人から学ぶのも大切です。
いきなり出品して、さきほど紹介したZombie Zooのように爆発的に売れる可能性は極端に少ないかと。
なので先人の知恵を借り、どのような戦略を立てればいいかを勉強することが重要です。
成功者として代表的な人は、国内の人気NFT「CNP」や「LLAC」のマーケターを担当しているイケハヤ氏。
初心者の方でも分かりやすいと評判で、NFTで稼ぐ方法を網羅的に学べますよ。
ドット絵NFTアートでよくあるQ&A
ドット絵アートを作る際によくあるQ&Aは以下の6つ。
・ドット絵以外に出品できるものは?
・スマホだけでできる?ipadは必要?
・出品時の初期費用は?
・初期費用を安くする方法はある?
・ドット絵NFTアートのサイズはどれくらいがいい?
・絵のセンスないけど大丈夫?
ドット絵以外に出品できるものは?
デジタルデータならどんなものでも出品できます。
具体的な例はこちら。
・写真/画像
・イラスト
・音楽
・ゲームアイテム
・SNS投稿
・メタバースの土地
スマホで撮った写真やSNSの投稿自体も作品として出品できます。
Twitter創業者のジャック・ドーシー氏の「世界初のツイート」がNFTとして出品され、約3億円で落札されました。
スマホだけでできる?iPadは必要?
スマホだけでもドット絵アートは作れます。
僕が描いたドット絵アートもスマホのみで作成しましたよ。
とはいえ、スマホだと画面が小さいので細かな作業には向いていません。
なので、大きな画面で効率よく描きたい場合はiPadの利用をオススメします。
出品時の初期費用は?
だいたい5,000円~1万円くらい必要です。
・仮想通貨取引所からメタマスクにイーサリアムを送金する時:1,000円~2,000円
・購入者からオファーを承認する時:2,000~3,000円
出品した後に必要な手数料もいくつかあります。
・出品をキャンセルした時
・無料で送付する時
ちなみに、NFTが売れた場合は販売手数料として売上から2.5%差し引かれます。
初期費用を安くする方法はある?
ガス代(手数料)が安い時間帯を狙うと、初期費用を安くできます。
なぜなら、ガス代はブロックチェーンの取引量によって左右されるから。
取引量が多い時間は混雑するのでその分ガス代も高くなり、逆に少ない場合は安くなります。
なので、取引量が少ない時間帯を狙えば初期費用を安くできますよ。
ガス代は、Ethereum Gas Chartsで確認できます。
色が薄い時間帯はガス代が安いので参考にして下さい。
ドット絵NFTアートのサイズはどれくらいがいい?
結論から言うと、どんなサイズでもOKです。
と言われても迷うかもしれないので、例をあげるとCryptoPunksは24×24ピクセルです。
まず初めは24×24で試してみて、より細かく描きたい場合はサイズを大きくしていきましょう。
今回ボクが作ったドット絵は64×64で描きました。
イラストの場合は1,000×1,000以上がオススメ。
国内の有名NFTは1,000×1,000以上で描かれている場合がほとんどです。
絵のセンスないけど大丈夫?
絵のセンスが無くても大丈夫です。
なぜなら、絵が上手いからと言って売れるわけではないから。
Zombie Zooのように、お世辞でも上手いと言えないようなドット絵NFTでも売れる可能性があります。
ドット絵ではなくイラストを出品してみたい、という方は他の人に描いてもらう手もあります。
プロのイラストレーターに依頼できるココナラだと、2~3,000円からイラストを作ってもらえますよ。
まとめ:さっそくドット絵NFTアートを作ってみよう
今回は、「ドット絵NFTアートの作り方」を紹介しました。
ドット絵は手軽に描けますし、NFTは誰でもかんたんに出品できます。
NFTブームが来るまえに行動すれば、「先行者利益」を得られやすくなりますよ。
なお、ドット絵NFTアートを出品するにはイーサリアム(仮想通貨)が必要です。
事前に用意しておくと、NFTの取引をスムーズにできますよ。
定番のGMOコインで無料口座開設して、イーサリアムを購入しておきましょう。
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