NFTを始めてみたいけど、流行らないと言われているから不安。。。
流行らないと言われている理由や始め方を教えてほしい。
こんなお悩みを解決します。
- そもそもNFTとは?
- 「NFTは流行らない」と言われる理由5つ
- 「NFTは流行らない」が間違いである理由5つ
- 実際にNFTを出品してみた
- NFTの始め方・やり方6STEP
- おすすめNFTコレクション3選
- 「NFTは流行らない」についてよくあるQ&A
最近よくNFTという言葉を聞くようになりましたが、流行るのかわからなくて不安ですよね。
まわりに始めている人もいなくて、詳しく聞ける人がいないのではないでしょうか。
そこで、今回はNFT取引をしている僕が「NFTが流行らない理由」を解説します。
本記事を読めば、NFTの可能性がわかり、「流行を先取りする人材」になれますよ!
そもそもNFTとは?
かんたんに言うと、世界に1つしかないデジタルデータのことです。
NFT=Non Fungible Token(ノン ファンジブル トークン)
日本語に訳すと「代替不可能な品、貨幣」
従来のデジタルデータは容易にコピーや改ざんができてしまうので、著作権の侵害があったり、製作者が正当な報酬を得られませんでした。
NFTはブロックチェーンという仕組みを利用しているので、コピーや改ざんが不可能になっているんです。
1つしかないので、現実世界の宝飾品や土地のように希少価値が高くなるのが特徴です。
現在は、アートや音楽分野での需要が多く、NFT市場の拡大によって今後ますます普段の生活に浸透してくると予想されています。
「NFTは流行らない」と言われる理由5つ
「NFTは流行らない」と言われる理由は5つ。
①アートを買う習慣がない
②仕組みや理解が難しい
③手数料がかかる
④詐欺のリスクがある
⑤価値が下がる場合がある
順番に見ていきましょう。
①アートを買う習慣がない
そもそも、アートが「一部のお金持ち」や「絵画が趣味」の人が手にするモノ、というイメージがあるのが現状です。
欧米のようにアートが日常に浸透していないんですよね。
ただでさえNFT自体が普及していないので、「NFTアート」は流行らないと思われています。
しかし、NFTアートをSNSのアイコンに設定する人も増えてきており、徐々に需要が増えつつあります。
僕も普段はアートは買いませんが、NFTを実際に買ってたら、所有欲が刺激されました!
②仕組みや理解が難しい
「コピーや改ざんができない」と言われても実態がないので、分かりにくく避けられたり非難される傾向にあります。
・ブロックチェーン技術によって分散処理されている。
・取引履歴を過去から現在まで一連の鎖のように繋いでいる。
こんな感じで説明されても、はじめはパッとイメージできないのではないでしょうか。
理解しやすくないと、かんたんには受け入れられないんですよね。
「新しい技術が好き」「特定のアーティストの作品が欲しい」人でない限り、NFTを始めようと思わないのではないでしょうか。
③手数料がかかる
NFT取引の際にガス代と呼ばれる手数料が必要なので、費用が割高になる点が挙げられます。
なぜなら、NFT取引を確定させるのに膨大なコンピュータ処理が必要になるから。
NFTで利用されているブロックチェーン技術は、世界中のコンピュータで構築されており、処理時に手数料がかかるんですよね。
さらに、取引量が多く処理が混雑している時は手数料が高くなってしまいます。
タイミングを間違えてしまうと、手数料で大損してしまう危険もあるんですよね。
④詐欺のリスクがある
詐欺被害にあって、大事なNFTが盗まれてしまうのも流行らないと言われている理由のひとつ。
SNSの偽アカウントや偽サイトにだまされて、被害にあう人が多くいるのが現状です。
偽アカウントは本物そっくりなので、見分けが難しいんですよね。
コミュニティで使っているチャットツールが、詐欺師に乗っ取られる被害も報告されています。
しかし、かんたんな対策を取るだけで被害を未然に防げますよ!
⑤価値が下がる場合がある
希少性が高ければ価値は高くなりますが、人気や話題性が低くなれば価値が下がってしまう場合があります。
戦略的に販売して価値を高めたとしても、一時的な人気で終わってしまうNFTもあるんですよね。
また、NFTは仮想通貨と密接な関係にあるので、仮想通貨市場の低迷により悪影響を受けてしまいます。
なので、NFTを買う場合はプロジェクトの活動内容や将来性を吟味する必要があります。
「NFTは流行らない」が間違いである理由5つ
「NFTは流行らない」が間違いである理由は5つ。
①大企業や有名人が参入しているから
②投資で稼げるから
③利用する場面が増えているから
④買うハードルが下がってきているから
⑤メタバースと相性が良いから
ひとつずつ解説していきますね!
①大企業や有名人が参入しているから
参入している大企業はこちら
・ディズニー
・ナイキ
・ポルシェ
・ロレックス
・LINE
・楽天
・メルカリ
有名人も参入しています。
・滝沢秀明氏
・香取慎吾氏
・広瀬すず氏
・西野亮廣氏(キングコング)
・レイザーラモンHG氏
・小室哲哉氏
・坂本龍一氏
こんな感じで、大企業や有名人がすでに参入しています。
NFT市場は今後さらに拡大してくと予想されているので、いち早く参入して事業を発展させようとしているんですね。
企業がNFT事業を本格的に進めていけば、需要はさらに増していきます。
普及する前に行動しておけば、ブームに先乗りして先行者利益を得られますよ!
②投資で稼げるから
購入した価格より高く売れば差額分が稼げるので、NFTは投資対象にもなっています。
人気NFTの優先購入券を持っていれば格安で手に入れられるので、高値で売れば大きく稼げますよ。
僕も少ない投資額で何倍も利益が出せています。
投資目的でNFTを購入する場合は、発売前から情報を追っておく必要があります。
③利用する場面が増えているから
アートや音楽以外にもNFTの用途が増えてきています。
具体的な例はこちら。
・イベントのチケット
・ゲーム
・会員権
・不動産
・担保ローン
偽造や改ざんができない特徴を活かして、いろんなジャンルで導入されています。
地方での活用例だと、御朱印をNFTで発行している神社もありますよ。
身近な場所で目にする機会が多くなってきているので、ますます生活に浸透してくるでしょう。
④買うハードルが下がってきているから
NFTを買う場所(マーケット)によっては、事前準備が少なく手軽に取引ができるようになっています。
「LINE NFT」は、仮想通貨取引所の口座開設などをしなくてもNFTを始められるようになっています。
世界的に有名な「OpenSea」でNFTを買う場合は、事前準備が多く買うハードルが高いのが現状なんですよね。
LINE NFTのデメリットは、「個人では出品不可」「他のマーケットで売れない」が挙げられますが、買うまでのハードルは確実に下がっています。
OpenSeaも海外ではクレジットカード決済可能(日本は未対応)となっています。
NFT市場がさらに拡大していけば、より手軽に取引できるようになるでしょう。
⑤メタバースと相性が良いから
メターバスでNFTが利用できるので、NFTの需要は高まってきています。
仮想空間上でキャラクターに個性を与えられるとして、唯一無二というNFTの特徴が活かされています。
メタバースでのNFT活用例
・キャラクター
・アイテム
・土地
・ファッション
キャラクターやアイテムはマーケットで売買可能なので、販売して利益も得られますよ。
また、土地を保有することでその空間でイベントやゲームを展開させられるとして、企業からも注目を集めています。
スクウェア・エニックスはメターバス内でゲームを展開しています。
このようにメタバースでも活用されているので、NFT利用者は増えてくるでしょう。
【NFTは流行らない?】実際にNFTを出品してみた
NFTの世界をもっと体験してみようと、僕自身がNFT作品を作って出品してみました。
結論からいうと、想像以上にかんたんにできましたよ!
出品したアート作品はこちら
スマホのドット絵アプリでサクッとできましたよ。
マーケットへの出品方法も、手順を見ながらやれば難しくありません。
「NFTは流行らない」と言われていても、自分で実際に出品してみるとNFTの世界を楽しめます。
>>ドット絵のNFTアートの作り方【おすすめアプリ3選と出品方法も解説】
NFTの始め方・やり方6STEP
NFTの始め方・やり方は以下の6STEPです。
STEP①:GMOコインで口座開設
STEP②:イーサリアムを購入
STEP③:メタマスクをインストール
STEP④:イーサリアムをメタマスクに送金
STEP⑤:OpenSeaと接続する
STEP⑥:NFTを購入する
STEP①:GMOコインで口座開設
まずは、GMOコインで口座開設しましょう。
NFTを買うのにはイーサリアムという仮想通貨が必要です。
GMOコインだとウォレットへの送金手数料が無料なので、費用を安くできますよ。
STEP②:イーサリアムを購入
口座開設が完了したら、イーサリアムを買いましょう。
画像を使ってくわしく解説しているので、以下の記事を参考にして下さい。
STEP③:メタマスクをインストール
次にメタマスクをインストールします。
メタマスクとは、仮想通貨やNFTを入れておくお財布のような物です。
無料でインストールできるので、サクッと終わらせましょう。
STEP④:イーサリアムをメタマスクに送金
続いて、イーサリアムをメタマスクに送金します。
メタマスクをインストールしただけだと、中身はまだ空っぽの状態なので、お金(イーサリアム)を入れるイメージですね。
STEP⑤:OpenSeaと接続する
メタマスクとOpenSeaを接続します。
まずは、「OpenSea公式サイト」にアクセスしましょう。
右上の「アイコン」にカーソルを合わせ、「Profile」をクリック。
「MetaMask」をクリック。
メタマスクの画面でパスワードを入力して、「ロック解除」をクリック。
「接続」→「署名」の順でクリックすれば接続完了です。
プロフィールを細かく設定したい場合は、こちらの記事を見ながら登録してくださいね。
>>【初心者向け】OpenSea(オープンシー)の始め方3ステップ
STEP⑥:NFTを購入する
準備ができたら、NFTを購入していきましょう。
詐欺被害にあわないためにも、OpenSeaの検索窓で検索はしないでください。
検索結果に偽作品が表示される危険があります。
買いたいNFTの公式サイトで公表されているURLから、アクセスするようにして下さいね!
買いたいNFTの販売ページで、欲しいNFTの「Add to cart」をクリックします。
右上のカートアイコンにカーソルを合わせ、「Complete purchase」をクリック。
メタマスクの画面でガス代を確認して、「確認」をクリック。
以上で購入完了です!
購入したNFTは右上のアイコンをクリックすると確認できますよ!
おすすめNFTコレクション3選
初心者におすすめな、NFTコレクションは以下の3つです。
・KAMIYO
・CNP
・LLAC
順番に解説しますね!
KAMIYO
コレクション名 | KAMIYO-神代- |
創設者 | 村上良之氏(むらりん) |
販売数 | 13,888点 |
発売日 | 2022年10月29日 |
使用ブロックチェーン | イーサリアム |
公式サイト | 神代公式サイト |
販売ページ | OpenSea販売ページ |
KAMIYOは、日本神話に登場する神様をキャラクターにしたNFTコレクションです。
運営する古事記projectは他にも、舞台や音楽、ボイスドラマなどを幅広いエンタメ活動をしてNFT界でも注目をされています。
NFTをリリースする前からこのような活動をしているので、運営母体自体が信頼できますよね。
KAMIYOを持っているだけで、他のプロジェクトのNFTを格安で手に入れられる場合もあるので、初心者の方は持っていて損はないですよ!
CNP
コレクション名 | CNP(CryptoNinja Partners) |
創設者 | road氏 |
販売数 | 22,222点 |
発売日 | 2022年5月15日 |
使用ブロックチェーン | イーサリアム |
公式サイト | CNP公式サイト |
販売ページ | OpenSea販売ページ |
CNPは日本で知名度が一番高いNFTコレクションです。
CNPはCryptoNinjaに登場する忍者のサブキャラクターを主役にしたNFTです。
そんなCryptoNinjaの2次創作作品としてリリースされたのがCNPです。
リリース当日は22,222点が即完売し、その後も取引が頻繁に行われているんですよね。
ふるさと納税の返礼品として活用されたり、LINE NFTでの販売を成功させるなど日本のNFT市場のトップを走り続けています。
さきほど紹介したKAMIYOと同様、CNPを持っているだけで多くの特典を得られるので初心者の方にオススメですよ。
LLAC
コレクション名 | LLAC(Live Like A Cat) |
創設者 | しゅうへい氏 |
販売数 | 22,222点 |
発売日 | 2022年12月28日 |
使用ブロックチェーン | イーサリアム |
公式サイト | LLAC公式サイト |
販売ページ | OpenSea販売ページ |
LLACは「猫のように生きる」をコンセプトにしたNFTコレクション。
フリーランスの学校を運営しているしゅうへい氏と有名マーケターのイケハヤ氏、Twitterフォロワー数5万人以上のデザイナーの猫森うむ子氏が手がけているので、最強の運営メンバーと言えます。
戦略的にマーケティングをしていたので、リリース前からコミュニティには多くの人が集まりました。
プロジェクトの思想に共感しているユーザーが多く、国内でトップクラスのNFTプロジェクトとなっています。
「NFTは流行らない」についてよくあるQ&A
「NFTは流行らない」についてよくあるQ&Aは以下の4つ。
・流行りは一時的なものじゃないの?
・NFTを始める時の注意点は?
・始める時の初期費用は?
・メタバースは流行らない?
流行りは一時的なものじゃないの?
爆発的な流行りは一時的かもしれませんが、NFTを日常的に触れる機会は今後ますます増えてきます。
さきほども紹介したように、大企業や有名人が参入していたり、利用場面の増加によって、どんどん生活に浸透してくるでしょう。
インターネットやスマホが登場した時も、はじめは新しい物好きの一部の人だけが使っていましたが、次第に一般の人も使いはじめたと思います。
今ではみんなが当たり前のように使っていますよね。
普及ままでに時間はかかるかもしれませんが、NFTも生活の一部になってくるでしょう。
NFTを始める時の注意点は?
詐欺にあわないように対策をとりましょう。
詐欺師のワナに引っかかってしまうと、大事なNFTが盗まれてしまいます。
一度盗まれたNFTは、戻ってこないので事前の対策が重要です。
万が一、詐欺にあってしまっても被害を最小限に抑えれるように対策をとっておきましょう。
始める時の初期費用は?
始める時の初期費用は5,000~10,000円くらい用意しておきましょう。
・メタマスク送金時の手数料:1,000円~2,000円
・NFT購入時のガス代(手数料):2,000円~3,000円
・NFT購入代:安いNFTだと1,000円~2,000円
NFTの購入代金の他に手数料が必要になるので、イーサリアムは余分に購入しておいてくださいね。
メタバースは流行らない?
メタバースも流行ると言えます。
すでに巨大企業はメタバース事業を展開しています。
旧Facebook | 社名をMetaに変更しメタバース部門に約1兆1400億円投資 |
Microsoft | リモートワークツール「Teams」をメタバース対応 |
VR機器企業を買収し、サングラスタイプのデバイスを開発中 |
日本政府もメタバースに関する政策を進めています。
デジタルの仮想空間、メタバース上の知的財産を保護するため、経済産業省は、メタバース上で模倣品の製造や販売を禁止する法律の改正案をまとめ、今の通常国会に提出することにしています。
引用元:NHK
一部のメタバースを体験するためのVR機器が高額であったり、実際に体験してみないと魅力が分からない点があるのは事実です。
しかし、現状でもメタバースとNFTを利用して稼いでいる人もいるんですよね。
広く普及するまでの課題はありますが、先行して情報を追っておけば「稼ぐチャンス」が手に入る可能性が高くなりますよ。
まとめ:NFTは流行らないは勘違い!実際に始めてみよう!
今回は「NFTは流行らない理由」について解説しました。
流行らないどころか、NFT市場はこれから拡大していき、普段の生活にますます浸透していきます。
広く普及する前に先行して行動すれば、「個人でも稼げる」チャンスを掴めますよ!
まずは、お気に入りのNFTを見つけて実際に購入してみましょう。
なお、NFTを購入するには仮想通貨が必要になります。
欲しいNFTが見つかったけど買い時を逃した、とならないためにも、GMOコインで口座開設だけでも事前に済ませておきましょう!
NFTはオワコン?オワコンと言われる理由5つと今始めるべき理由5つ