ブログを始めてみたけど、「書き方は合ってるのかな…」「文章が苦手でうまく書けない…」と、悩むことが多いですよね。
そこで今回は、ブログの書き方から役立つコツをわかりやすく解説します。
記事前半では「書き方の手順」、後半では「書き方のコツ」を紹介しますね。
当記事の内容を実践すれば、初心者でもプロ並みの文章が書けるようになりますよ。
ブックマークして何度も読み返してくださいね。
ブログをまだ始めてない人は「最短10分!WordPressブログの始め方」の記事を参考にしてくださいね。
ブログ記事の書き方7つの手順【初心者向け】
ブログ初心者でも、迷わずに記事を書ける方法を7つの手順にわけて解説していきます。
本記事の手順通りに進めていけば、『読まれる記事』を書き上げられますよ。
各手順をわかりやすく解説していきますね。
手順①:記事のテーマを決める
まずは記事のテーマ(主題)を決めましょう。
- 読者の需要があるテーマ
- 読者の悩みを解決できるテーマ
- 自分の専門性を発揮できるテーマ
ブログで稼ぐならテーマ選びが重要です。
①:読者の需要があるテーマ
読者の需要があるテーマを選びましょう。
どんなに良い記事を書いても、世間的に需要がなく、小規模なテーマを選んでしまうと読んでもらえません。書いても読んでもらえなければ意味がないですよね。
ブログで稼ぐには、多くの人に需要があるテーマを選ぶことが大切です。
②:読者の悩みを解決できるテーマ
読者の悩みを解決できるテーマを選びましょう。
なぜなら、読者は悩みを「解決するため」に検索しているからです。悩みを解決できる記事を書けば、読者の役に立ってより多くの人に読まれるブログになります。
なお、ブログの収益方法は「アフィリエイト」広告です。悩みを持っている読者に商品を紹介して、その成果として広告主から報酬を貰えます。
収益目的ではない日記ブログを書く人も、読む人の悩みを解決できるようなテーマを選ぶとアクセス数が伸びますよ。
③:自分の専門性を発揮できるテーマ
自分の専門性を発揮できるかもポイントです。
理由は、自分が得意・好きなジャンルなら記事が書きやすく継続しやすいからですね。
今、詳しくなくても興味があるジャンルを選んでもOKですよ。
そのジャンルを勉強していく過程を記事に書いていけば、自分の成長にもつながります。
前提知識がない分、読者に寄り添った伝わりやすい記事が書けますよ。
手順②:キーワードを選ぶ
続いて、キーワード選定をしましょう。
キーワード選定とは、読者が記事を検索する際にどんな単語で検索しているかを調べる作業です。
適切なキーワードを選ばなければ、検索上位表示が難しかったり、まったく検索されない記事を書いてしまう可能性があるので特に重要な作業になります。
ちなみに、本記事のキーワードは【ブログ 書き方】となります。
- 複合キーワードを調べる
- 検索ボリュームを確認する
- 執筆するキーワードを決める
ここでは、おおまかな手順を解説しますね。より詳しい内容を知りたい方は、「キーワード選定のやり方6ステップと3つのコツ」をご覧ください。
①:複合キーワードを調べる
まずは、複数の単語で組み合わされた「複合キーワード」を調べましょう。
複合キーワードの例
・ブログ 書き方
・ダイエット 食事
・家庭菜園 初心者 野菜
・英語 勉強
複合キーワードの調査は、「ラッコキーワード」(無料版)を利用すると簡単にできます。
ラッコキーワードにアクセスしたら、メインキーワードを入力して検索します。
するとこのように一覧が表示されるので、右上の「全キーワードコピー」をクリックします。
これで複合キーワードが抽出できたので、次は検索ボリュームを調べましょう。
②:検索ボリュームを確認する
続いて、複合キーワードの検索ボリュームを確認します。
検索ボリュームとは、一定期間内にそのキーワードが何回検索されたかの数のこと。
検索ボリュームの調査には、Googleの「キーワードプランナー」を使用します。※初めてキーワードプランナーを使う方はGoogle広告のアカウントを作成する必要があります。
Google広告を開いたら、「ツール」→「キーワードプランナー」→「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックしてください。
さきほどラッコキーワードでコピーした複合キーワードをペーストし「開始する」をクリックします。
するとこのように月間検索ボリュームが表示されます。
データをダウンロードして管理したい場合は、右上のダウンロードアイコンの「過去の指標」から「CSV形式」・「Googleスプレッドシート」を選んでダウンロードできます。
③:執筆するキーワードを決める
最後に、具体的にどのキーワードを狙って記事を書くか決めていきましょう。
狙うキーワード候補
・2、3語からなる複合キーワード
・検索ボリュームが50以上
上記2点を踏まえて、ブログの方針に合うキーワードを選びましょう。
検索ボリュームが大きいキーワードで上位表示されれば、より多くのアクセス数が見込まれます。
しかし、ブログを始めたばかりだと検索ボリュームが大きいキーワードの上位表示は難しいので、ボリューム数50~500くらいを選んでくださいね。
手順③:記事構成を作る
キーワードを決めたら、次に記事の構成案を作っていきましょう。
構成案とは記事の骨格に当たります。構成案をしっかり練ることで作業効率が上がり、記事のクオリティも上がります。
- 想定読者を設定する
- 検索意図を分析する
- 競合サイトをリサーチする
- 見出しを作成する
- 記事タイトルを決める
今回はおもな手順を紹介しますが、より詳しく知りたい方は、「ブログ記事の構成案の作り方8ステップ【テンプレート公開】」をご覧ください。
①:想定読者を設定する
先ほど選定したキーワードを検索する人がどんな人物像なのか(想定読者)を設定しましょう。
大切なのは「誰に向けて記事を書くのか」ということ。相手を決めることで、伝えたい内容や文体が明確になります。
逆に想定読者を決めずに書いてしまうと、方向性が定まらず誰にも刺さらない文章になってしまいます。
想定読者のイメージはより具体的にするといいですよ。
例えば本記事は、『ブログをはじめたばかりで、記事を書いたことがない自分』を想定して書いています。
過去の自分を想定読者にすると、実際に悩んでいた内容を思い出せるので、より記事も書きやすくなりますよ。
家族・友人・知人など、具体的な人物を思い浮かべてみるのもおすすめです。
②:検索意図を分析する
想定読者を設定したら、次はその読者の「検索意図」を分析します。
検索意図は「顕在ニーズ」「潜在ニーズ」の2点から見極めます。
・顕在ニーズ
→読者本人が気づいているハッキリしたニーズ
・潜在ニーズ
→読者本人も気づいていない隠れたニーズ
具体的な例を見ていきましょう。
【家庭菜園 初心者 おすすめ】の検索意図
顕在ニーズ
→初心者向けの育てやすい野菜を知りたい
潜在ニーズ
・家庭菜園を通して子供に色々な経験をさせたい
・苦手な野菜を食べられるようになってほしい
・野菜についての知識を身につけてほしい
例では、「野菜を育てることで自分の【子供】に様々な経験をさせたい【父親】」を読者として想定してみました。
顕在ニーズをしっかりと捉えるのはもちろん重要ですが、同時に潜在ニーズを満たすことでより満足度の高い記事になります。
読者が『なぜ』検索したのかを分析し、潜在ニーズを深掘りしていきましょう。
③:競合サイトをリサーチする
続いて、同じキーワードで上位表示されている競合サイトをリサーチします。
上位表示されている競合サイトは、読者の悩みを解決できている質の高い記事だと言えます。
競合サイトを調査・分析すれば、読者がどんな情報を求めているかを効率的に把握することができますよ。
- 検索結果の上位10サイトを調べる
- 競合を1サイトずつ調査する
①:検索結果の上位10サイトを調べる
まずは、狙うキーワードでどんなサイトが上位10位に表示されるかを確認します。
狙うキーワードをGoogle検索で調べ、1ページ目に表示される上位10サイトをチェックします。
②:競合を1サイトずつ調査する
競合サイトを10サイト洗い出せたら、1サイトずつ見ていきます。
競合サイトで見るべき項目は以下の3点。
・見出しのキーワード
・満たしているニーズ
・満たせていないニーズ
見出しでよく登場するキーワードがあれば、ニーズが高い見出しとして構成案に取り入れます。
また、「読者に役立ちそう」と思える情報を見つけて追加していけば、競合との差別化になり上位を狙いやすくなりますよ。
④:見出しを作成する
次は見出しを作成します。
見出しとは、章ごとのタイトルのことです。h1タグは記事全体のタイトル、本文ではh2~h6タグを使って階層的な構造にします。
基本的にはh2、h3タグを使います。h4タグはたまに使用する程度でOK。
h5、h6タグを使うと、階層が深くなりすぎてしまうので原則使わない。
競合サイトを参考にしつつ、読者ニーズを満たせる見出しを作っていきましょう。
ここで競合サイトが「満たしていないニーズ」を追加すれば、質の高い記事になり、SEO的に評価されます。
SEOとは
検索エンジンを使ったマーケティング戦略。Googleなどの検索結果でサイトをより上位に表示させる施策のこと。
⑤:記事タイトルを決める
最後に記事のタイトルを考えましょう。
記事タイトルは検索エンジンでこのように下記のように表示されます。
魅力的なタイトルにするとアクセスアップにつながります。
SEOを意識し、読者がパッとみて思わずクリックしたくなるようなタイトルを決めましょう。
具体的なタイトルの付け方は、「【例文あり】興味を引くブログ記事タイトルの付け方12選」をご覧ください。
手順④:記事を執筆する
構成を考えたら、いよいよ執筆作業です。
ブログ記事は下記のような3つの型で作られています。
- リード文(冒頭文)
- 本文
- まとめ
それぞれ具体的に解説していきます。
①:リード文(冒頭文)を書く
リード文とは、記事の冒頭部分に書く文章のことです。
読者が読み始めたときに、「この記事は悩みを解決してくれるのか」どうかを判断する、とても重要な文章です。
読者の不安を解消しつつ、本文に興味を持ってもらえるように下記の5点を意識して書きましょう。
上記の順で書くと、読まれやすいリード文になり、本文への誘導がスムーズになります。
リード文の詳しい書き方は、「【例文あり】リード文の書き方5STEPを解説【ブログ初心者向け】」で解説しています。
②:本文を書く
リード文ができたら記事本文を書いていきましょう。
さきほど構成案で作成した各見出しの内容に合わせて文章を考えていきます。
本文を書くときは、「PREP法(プレップ法)」を使うと読みやすい文章になりますよ。
PREP法とは
・結論(Point)
・理由(Reason)
・具体例(Example)
・結論(Point)
上記の流れで書く文章構成のことで、相手に分かりやすく簡潔に伝えることができます。
たとえば、「英語学習の楽しさ」についてPREP法で書いてみると、下記のようになります。
PREP法の例文
結論:英語学習は楽しいのでおすすめです。
理由:なぜなら、自身の成長を感じられるからです。
具体例:たとえば、私は1年前から英語学習をしていますが、3ヶ月経つ頃には海外の友人と簡単な会話ができるようになりました。
結論:そのため、英語学習をするか悩んでいる方は、ぜひ挑戦してみてほしいです。
このように、各見出しでテンプレートに当てはめて書くだけなので効率的に執筆できます。
とはいえ、見出しの内容によっては当てはまらない場合もあるので型にこだわり過ぎずにしてくださいね。
③:まとめを書く
本文が書けたら、まとめを書いていきます。
まとめは、読者に記事の要点を伝え、理解度や満足度の向上が期待できます。
まとめ部分で「関連記事」や「おすすめ商品」を紹介しておくと、読者がスムーズに次の行動を起こしやすくなります。
手順⑤:記事の装飾・画像を挿入する
すべての執筆が終わったら、見た目の装飾や画像を挿入していきましょう。
- 記事の装飾
- アイキャッチ画像の設定
- 記事内に画像を挿入
①:記事の装飾
文字ばかりが並んでいる記事は読みにくいので、装飾をして読みやすくしましょう。
具体的な装飾例をいくつかご紹介しますね。
- 太字・文字色、マーカー
- ふきだし
- 囲い線
装飾によってブログの個性も出ます。読んでいて楽しい!わかりやすい!と思えるようなあなた好みの装飾を探してみてください。
ちなみに、装飾のデザインはWordPressテーマによって異なります。
当ブログでは「SWELL」
おすすめWordPressテーマは「WordPressおすすめテーマ10選」でチェックしてみてください。
②:アイキャッチ画像の設定
アイキャッチ画像とはトップページや記事先頭に表示される、読者の目をひくための画像のことです。
WordPressの記事執筆画面から設定できます。
読者に興味を持ってもらえるような画像を選びましょう。
ブログで使う画像については、「ブログに使えるフリー素材&画像サイトおすすめ20選【商用利用OK】」をご覧ください。
③:記事内に画像を挿入
記事内にも画像を入れていきましょう。
文章だけでは伝えずらい内容でも、画像を使えば読者がイメージしやすくなります。
記事全体にメリハリがつくので読みやすくもなります。
画像と文章を適度に組み合わせると、読者が理解しやすくなりますよ。
手順⑥:記事の投稿設定をする
公開する前に投稿に関する設定をしておきましょう。
- メタディスクリプションの設定
- カテゴリーの設定
- スラッグの設定
①:メタディスクリプションの設定
メタディスクリプションとは、記事の内容を要約した短い説明文のことです。
検索結果ではこのように表示されますよ。
読者はタイトルとメタディスクリプションを見て記事を読むか決定します。魅力的なメタディスクリプションにすればクリックされやすくなります。
競合サイトとの差別化ポイントにもなるので忘れずに設定してくださいね。
②カテゴリーの設定
記事のカテゴリー設定をしていきましょう。
- 読者が目的の記事を探しやすくなる
- 検索エンジンがサイトを巡回しやすくなる
ユーザビリティ向上、SEO対策の両方で効果があります。
原則、1記事に1つのカテゴリーを設定しましょう。 ひとつの記事に複数カテゴリーを設定できますが、読者が迷ったりSEO面での効果が薄れる可能性があります。
なお、カテゴリーは「親カテゴリー」「子カテゴリー」で階層構造にしましょう。
カテゴリーの例
親カテゴリー:筋トレ
子カテゴリー:【筋トレ 食事】【筋トレ サプリ】【筋トレ 器具】
こんな感じで設定していけばOKです。
③スラッグの設定
スラッグとは、記事URLの一部分のことで自由に設定できます。
とくに明確なルールはありませんが、読者に記事内容が伝わりやすい文字列にすると違和感がないので、上記を参考にしてください。
手順⑦:記事を公開する
投稿準備ができたら記事を公開していきましょう。
- 記事公開
- インデックス登録のリクエスト
①:記事公開
記事編集画面の右上にある「公開」ボタンをクリックして公開完了です。
公開したら記事URLをコピーして、次ステップでインデックス登録をリクエストします。
②:インデックス登録のリクエスト
記事を公開したらGoogleサーチコンソールでインデックス登録をリクエストします。
インデックス登録とは
Googleのデータベースに記事を登録してもらう作業のこと。 インデックスされると検索結果に表示されるようになります。
Googleサーチコンソールにアクセスし、以下の手順でリクエストしましょう。
「URL検査」→検索窓に「記事URLを入力」→「インデックス登録をリクエスト」をクリック。
以上で完了です。
検索エンジンは自然とサイト内を巡回してインデックス登録してくれますが、リクエストすればインデックスまでの時間を短縮できます。
インデックス登録のリクエスト方法は「サーチコンソールの設定方法と使い方」の記事でチェックしてくださいね。
ブログ記事の書き方15のコツ
ここからは、より人に読まれやすい文章の書き方を紹介していきます。
読む人の目に留まりやすく、わかりやすい文章でないとせっかく書いた記事を最後まで読んでもらえません。
気になった部分だけでもいいので取り入れてみてください。あなたの記事も読みやすく魅力的になりますよ。
ひとつずつ見ていきましょう!
①:読者目線で書く
ブログは読者目線を意識して書きましょう。
「自分が書きたいこと」ではなく、「読者の役に立つこと」を記事にするのがブログの書き方でもっとも重要なポイントです。
なぜなら、読者は抱えている問題や悩みを解決するために検索しているからです。
そのため、自分の意見ばかりの記事は読者に価値を感じてもらえず、すぐに離脱されちゃうんですよね。
読者目線に立って記事を書けば、読者が求める価値あるコンテンツを提供でき、満足度も高まるので記事を読み進めてくれます。
一番重要なポイントなので忘れないようにしてくださいね。
②:全て読まれない前提で書く
ブログ記事は全て読まれない前提で書きましょう。
残念なことに、読者はあなたが思っているほど丁寧にブログを読んではくれません。
例えば、あなたが何か検索したとき、記事内の文章をすべて読むことはありませんよね。
つまり、ほとんどの読者は記事を読み飛ばしていくのです。
なので、大事な部分はマーカーを使う、図解を使って分かりやすく表現するなどして、読んでもらえる工夫をしていきましょう。
③:タイトル・見出しにキーワードを入れる
狙っているキーワードをタイトル・見出しに入れるようにしましょう。
理由は、キーワードを入れないとGoogleから記事の内容を認識してもらえず、検索結果に表示されないからです。
キーワードを含めると、記事内容が伝わりやすくなり、SEO的に高く評価されます。
例えば、【家庭菜園 初心者 おすすめ】というキーワードで記事を書く場合、タイトルは【家庭菜園で初心者におすすめの野菜10選】のような感じですね。
見出しにもできるだけキーワードを入れていきましょう。
ただし、不自然な文章にならないよう無理のない範囲で入れてくださいね。
④:シンプルな文章にする
一文は短めにしてできるだけシンプルな文章にしましょう。
読者が一度に受け取れる情報には限界があります。
一文が長すぎると、情報量が多くなってしまい読者はストレスを感じてしまいます。
短い文章だとテンポよく読めますよ。
読者を疲れさせないためにも、要点をまとめて書くようにしましょう。
⑤:子供でもわかるように書く
専門用語や難しい表現は避けて、子供でもわかるような言葉を使いましょう。
同じ表現でも簡単な言葉を使った方がストレスなく読めます。
読者はわからない言葉があると、その言葉をまた検索しなければいけません。
最悪の場合、別ページに移動した読者は、そのまま離脱してしまう可能性があります。
専門用語を使う場合、補足として用語解説を書いておくと理解しやすいですよ。
専門的な内容の記事でも読者がストレスを感じないよう、わかりやすい表現を心がけてください。
小学校高学年くらいでもわかる文章にするのが良いですね。
⑥:曖昧な表現は避ける
曖昧な表現は使わないようにしましょう。
「~だと思います。」「~かもしれません。」といった文章だと、読者に不信感を与えてしまいます。
読者目線で見ると、「~です。」「~ます。」のように言い切った方が信頼できて安心して読み進められますよね。
もし、発信する内容に自信が持てない時は、信頼性の高い情報を引用すると説得力ある表現ができますよ。
⑦:箇条書きを使う
箇条書きを使うと、情報がまとまって見えるのでパッと見で内容が分かりやすくなります。
文章と箇条書きを比較してみると、
こんな感じで、箇条書きだと視覚的にすっきりして見やすいですよね。
伝えたいポイントが3つ以上ある場合は、箇条書きを使うと効果的です。
⑧:数字を入れる
数字を使うと、文章が具体的になり読者の目をひきやすくなります。
例えば、「ブログが上達するポイント3つ」という見出しにすれば、
「必要なポイントは3つあるんだな」
と、見出しを見ただけで読者は記事の内容を理解しやすくなります。
数字を使うと内容がイメージしやすくなり、説得力も上がるのでぜひ利用しましょう。
⑨:体験談を入れる
自分の体験談を入れると、リアリティが増して読者に親近感を持ってもらいやすくなります。
例えば、ネットで買い物する場合、商品レビューが参考になる場合がありますよね。
既に体験している人の声を聞くと、具体的にイメージできるので読者は安心できるんですよね。
ただし、盛り込み過ぎはNGです。「読者の役に立つかどうか」を意識して適度に入れましょう。
⑩:同じ語尾は2回までにする
同じ語尾の使用は、連続2回までにしておきましょう。
「~です。~です。~です。」のように3回以上繰り返すと、読みにくいうえに違和感がある文章になってしまいます。
書いている本人は気にならないかもしれませんが、読者からすると単調で味気なく感じてしまいます。
下記のような語尾を組み合わせて、違和感のない文章にしましょう。
文末を変化させるだけで、人間味のある文章になりますよ。
⑪:2〜3行で改行する
PC画面で2~3行書いたら、改行しましょう。
改行せずにダラダラと続く文章は、見にくく読みにずらくなってしまいます。
PCで2行〜3行で表示される文章は、スマホだと5〜6行にわたって表示されます。
画面にびっしりと文字が表示されていると、視覚的に圧迫感があって読む気力がなくなっちゃうんですよね。
改行すると読みやすい印象が出るので、PCで2~3行を目安に改行するようにしましょう。
⑫:ひらがな・漢字のバランスを意識する
ブログ記事の文章は、「ひらがな:漢字=7:3」の割合で書きましょう。
漢字が多すぎると、堅苦しい印象になり読みにくくなってしまいます。
逆に、ひらがなが多すぎても読みにくくなってしまうのでバランスが大切です。
PCを使うと簡単に漢字変換できて多用してしまいがちなので、意識的にひらがなを使うようにしましょう。
漢字とひらがなのバランスが良いと、読みやすい文章になりますよ。
⑬:スマホの見え方を意識する
ブログを書くときは、スマホでどのように見えるか?を意識しましょう。
理由は、PCよりスマホで検索するユーザーの方が多いからですね。
具体的なポイントは、「1スクロール内に装飾を入れる」です。
このように、装飾があった方が堅苦しくなく、パッと見の印象が良くなりますよね。
スマホ表示を念頭において調整していきましょう。
⑭:音読して文章チェックする
ひと通り文章を書いたら、音読してチェックしましょう。
声に出して読むと、同じ語尾の重複や文章の流れの違和感に気づきやすくなりますよ。
音読したときにテンポよく読めるかがポイントです。
黙読だと細かな点に気づきにくいので、声に出して読むことをおすすめします。
⑮:一晩置いてから最終チェックする
記事を完成させたら、一晩置いてから最終チェックしましょう。
なぜなら、記事を書いているときは集中しているため、客観的に見れなくなっている可能性があるから。
そのため、一晩時間を置くことで、読者目線で記事を見直すことができるようになります。
実際にやってみると、「文章の流れが変だな」「言い回しがわかりにくいな」と修正点が見つけやすくなりますよ。
以上、ブログで文章を書くときのコツでした。
一度にすべて実践する必要はないので、ひとつずつ理解しながらあなたのブログに取り入れてくださいね。
記事公開後にやるべきこと
ここでは、ブログ記事を公開したあとにやるべきことを紹介します。
- インデックス登録の確認
- 記事のリライト
①:インデックス登録の確認
1つ目は、公開した記事がインデックス登録されているか確認しましょう。
「書き方手順7ー2」でインデックス登録をリクエストしましたが、場合によっては登録されていない可能性があります。
インデックスされない原因例
・立ち上げたばかりの新規ドメインで書いている
・記事の質が低い
ブログを開設したばかりだと、インデックスされるまでに3ヶ月ほどかかる場合もあります。
また、コンテンツの質が低い場合もインデックスされない可能性があります。
なので、競合サイトを調査してリライトした後にもう一度インデックスをリクエストしてみましょう。
インデックス登録の確認やリクエスト方法は「サーチコンソールの設定方法と使い方」の記事でチェックしてください。
②:記事のリライト
2つ目は、記事のリライトです。
リライトとは、新しい情報の更新や足りない部分を追加したりして、文章を書きなおすことです。
リライトの目的
・検索順位のUP
・情報の更新
・不足部分の追加
ブログ記事は公開して3ヶ月くらいすると検索順位が安定します。
順位が安定したタイミングでリライトし、記事のクオリティを高めて検索上位を目指しましょう。
ちなみに、自分の記事が何位に表示されているかの確認は、「検索順位ツール」を使うと効率的にチェックできますよ。
ツールを使わない場合、毎日Google検索して1記事ずつ順位を調べないといけないので大変です。
しかし、検索順位ツール「Rank Tracker」を使えば自動で集計してくれるので一瞬で順位がわかります。
稼いでいるブロガーの多くが利用しているので、本気で稼ぎたい!という方は「Rank Tracker」を導入しましょう。
ブログ記事の書き方に関するよくある質問5つ
ブログの書き方にかんするよくある質問は以下の5つです。
- ブログを始めるには何が必要なの?
- 初心者は何から始めたらいいの?
- ブログを収益化するにはどうすればいいの?
- ブログの記事構成って何?
- ブログの書き方でおすすめの本は?
①:ブログを始めるには何が必要なの?
ブログを始めるときに必要なものは以下の6つです。
・PC
・インターネット環境
・レンタルサーバー
・ドメイン
・WordPress(ワードプレス)
・銀行口座・クレジットカード
レンタルサーバーやドメインと聞くと何だか難しそうなイメージですが、「ConoHa WING」
ブログを書くツールのWordPressは、サーバー・ドメイン契約時に無料で利用可能です。
ブログを始める方法は「WordPressブログの始め方」の記事でくわしく解説しています。最短10分で誰でもかんたんにできますよ。
②:初心者は何から始めたらいいの?
当記事で解説した内容を参考にブログを書いてみましょう。
- ブログ記事のテーマを決める
- キーワードを選ぶ
- 記事構成を作る
- 記事を執筆する
- 記事の装飾・画像を挿入する
- 記事の投稿設定をする
- 記事を公開する
はじめはテーマ選びで迷うかもしれませんが、気になるジャンルが見つかったら書いてみましょう。
ブログは一度テーマを決めたとしても、あとからジャンル変更可能です。
書いていくうちにブログの書き方も上達してくるので、一度で全て決めようとせず、まずは始めてみてくださいね。
書き方の基本が理解できたら、収益化に欠かせないSEO対策についても理解しておきましょう。
SEO対策って何?という方は、「ブログのSEOとは?やるべき3つの対策を初心者向けに解説」をご覧ください。
③:ブログを収益化するにはどうすればいいの?
結論からいうと、ブログは「広告収入」で収益化できます。
広告収入の主な種類
・Googleアドセンス広告・・・広告がクリックされるたびに成果が発生
・アフィリエイト広告・・・広告を経由して商品が購入されれば成果が発生
ブログで収益化して稼ぎたい方は「アフィリエイト広告」を選びましょう。
アドセンス広告はクリックされるたびに成果が発生しますが、単価が低いのがデメリットです。
一方、アフィリエイト広告は高単価ジャンルを選べば大きく稼げる可能性がありますよ。
なお、アフィリエイトするには、ASPと呼ばれる仲介サービスへの登録が必要です。全て無料で登録可能です。
- A8.net
・・・国内最大級の老舗で案件が豊富 - もしもアフィリエイト
・・・報酬が12%上乗せ バリューコマース・・・食料やファッションなど日用品が多数 - afb
・・・高単価商品あり - アクセストレード
・・・証券や仮想通貨など金融系が豊富
ブログで収益化するなら必須なので、まずは登録だけしてどんな商品があるのか調べてみましょう。
④:ブログの記事構成って何?
ブログの記事構成とは、記事全体の流れを決める設計図です。
記事構成は主に以下の5つでできています。
・タイトル
・冒頭文(リード文)
・見出し
・本文
・まとめ
記事構成を作らずに書き始めると、話の軸がブレてしまい、まとまりのない記事になってしまいます。
事前に構成を作っておけば、伝えたい内容が明確になるので読者に伝わりやすい流れで書けますよ。
当記事の「記事の書き方 手順③:記事構成を作成~」を参考にして、事前に構成を作っておきましょう。
⑤:ブログの書き方でおすすめの本は?
ブログの書き方でおすすめの本を紹介します。
沈黙のWebライティング
記事の書き方やタイトルのつけ方が参考になるので、初心者ブロガーにおすすめです。
初版は2016年ですが、2022年にSEO関連の情報を追加した改訂版が出版されました。
新しい文章力の教室
「文章を書くのが苦手…」という方には必読の一冊です。
文章の書き方を学べる本ですが、堅苦しくなく読みやすくなっています。本の前半部分だけでもすごく勉強になる書籍です。
人を操る禁断の文章術
メンタリストのDaigoさんが書いた書籍。人が行動したくなるような文章術が学べるので、セールスライティングを身に付けたい人におすすめです。
まとめ:ブログの書き方をマスターして読みやすい文章を書こう!
本記事ではブログの書き方について、手順7つとコツ15個を解説しました。
クリックすると読みたい場所まで戻れます。
上記のポイントを意識して書けば、あなたのブログ記事は格段に読みやすくなります。
ボリュームが多いので一度で理解しようとせず、何度も読み返して少しずつ実践してください。
ブックマークしてマニュアルのように利用してくださいね。
ブログは書けば書くほど上達してくので、どんどん書いていきましょう。